日本の食品市場分析カギは「働く女性」「高齢者」
米国農務省は米国食品企業向けに日本への進出を促すレポートを発表した。高齢化や健康志向の高まりなどを背景に、米国食品素材企業にとって「日本は活力あふれるマーケット」と分析し、カギを握る消費者層を「働く女性」「高齢者」とした。
さらに、米国食品素材に商機がある食品分野として、「健康食品・機能性食品」「高齢者向け食品」「美容&アンチエイジング」を挙げた。日本では一般食品でも機能性や健康志向が重視されるようになっており、日本の食品市場に革新が起きていると分析している。
日米では昨年、有機認証の同等性について合意しており、農務省は米国オーガニックについても、日本で拡販を目指す。今後、米国企業の日本の健食ビジネスへの進出が加速しそうだ。