日本再興戦略の中核〝野菜〞の機能性に脚光
野菜を手軽に摂取できる加工食品が存在感を増してきている。
日本再興戦略において、農水省・厚労省共同による『医福食農連携』の推進など、食・農業分野と医療・福祉分野との連携が加速。
昨年末にはユネスコの世界無形文化遺産に“和食”が登録され、素材が持つ本来のおいしさを引き出す日本の食文化に注目が集まっている。
また、野菜摂取と疾病の関連は深く、医療費の厖大化を防ぐ起爆剤として期待する声も。
農業分野では自治体や企業、NPOによる機能性を付加した農産物生産が推進されており、機能性を高めた野菜の提案や、野菜を最初に食べる“ベジタブルファースト”をコンセプトとしたサラダや弁当などの人気が高まりつつある。