売上25%増の450億円と躍進
2013年の酵素・酵母食品(植物発酵食品)市場は前年比25%増の450億円と急伸。体質改善や美容・ダイエットを切り口に、通販と店販ルートで拡販が進み、5年連続で成長を維持した。
テレビ通販をはじめ新聞・雑誌広告などメディアへの露出の高さが認知拡大へとつながり、新製品やリニューアル商品を投入する動きも広がった。
原料・OEMメーカーでは2ケタ増を記録する企業が続出。
アジア市場への輸出も本格化している。
一方で、配合量の少ない粗悪品の増加に加え、景品表示法や健康増進法で痩身効果などの表示に対し、指導を受ける企業も続出している。
今後も市場拡大は続くとみられるが、粗悪な商品の増加によって玉石混交の状態はしばらく続きそうだ。