「アーユルヴェーダの不老長寿薬を求めて」(鮎沢大氏)
19日と20日の2 日間開催された「IMEC2014(第10回統合医療展)」の専門セミナー「アーユルヴェーダの不老長寿薬を求めて」には、横浜市立大学生命ナノシステム科学研究科教授で、ダッカ国立ユーナニ・アーユルヴェーダ医科大学客員教授の鮎沢大氏が登壇。80人以上が聴講し、立ち見も出るなど盛況だった。
鮎沢氏は、アーユルヴェーダの歴史や概念に加え、健康・美容製品開発の可能性などを紹介。「アーユルヴェーダをサイエンスとして捉えることが大事。精神論とは距離を置いている。西洋科学と東洋思想に精通する日本のアーユルヴェーダ発展における役割は大きい」と語った。なお、鮎沢氏は、不老長寿学とアーユルヴェーダの専門家で構成される横浜市立大学発ベンチャーであるイチバンライフ㈱の代表として、アーユルヴェーダ関連素材300種類をベースとした関連製品のOEMも展開。