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明治、高齢者向け栄養食品の拡販に注力

 ㈱明治(東京都江東区、03-5653-0300)は13日、都内で栄養食品新商品説明会を開催し、高齢者向け市販栄養食品の取り組みを強化すると発表した。
 
 健康寿命延伸のためには低栄養の予防・改善が重要とし、①消費者への認知拡大・理解促進、②店頭における取扱拡大・売り場の確立、③おいしく栄養がとれる商品ラインナップの強化―― を推進していく。
①では、市民公開講座や訪問介護ステーションでのスタッフ勉強会等を通し、低栄養の認知を広める活動を推進。②は、主力の栄養調整飲料『明治メイバランスmini』を最重点商品とし、DgS、GMS、スーパー、CVSなど購入しやすい店舗での取扱拡大・売り場の確立を進めていく。③では今春、リニューアルを含め、新商品11品を発売する。
 新商品『聘珍茶寮 中華シリーズ』(粥、スープ・400円、汁粉・350円)は、在宅要介護者・高齢者向けレトルト食品。開発に5 年かけ、素材の味とおいしさを追求した。ユニバーサルデザインフードの区分1・4 に準拠、咀嚼力が衰えてきた人でも食べやすい「かたさ」や「粘度」に配慮した設計にした。

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