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アガリクス/ヒメマツタケ

売上回復、QOL改善で再評価も
 アガリクス・プラゼイ・ムリルの長期摂取でがん患者のQOL(生活の質)を改善するとの論文が発表され話題を呼んだ。厚労省による「発がん促進作用」発表(2006年)によって風評被害報道で大打撃を受けたアガリクス市場。業界団体「アガリクス・ブラゼイ協議会」が設立され、安全性確保と信頼回復を目指し、消費者や専門家に向けた情報提供が行われてきた。


 現在、業界を挙げての一連の啓発活動により再評価が進み、通販、薬系ルートでの売上は回復基調を見せている。さらに百貨店やクローズドマーケットへも広がり、新たな顧客を獲得した。今回のQOL改善発表を契機にさらなる市場拡大が期待される。

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