乾燥肌対応の特保許可で前進
食品安全委員会は先月18日、乾燥肌対応の特定保健用食品申請品目「素肌ウォーター」(資生堂)について、安全性に問題はないとする評価結果についての意見募集を開始した。許可されれば「乾燥肌」に関する初の保健用途の特保になる。
同品は、こんにゃく芋(Amorphophalluskonjac)に含まれる「グルコシルセラミド」を関与成分とする清涼飲料水。同成分が肌の調子を整え、「肌が乾燥しがちな方に適している」旨を保健の用途とする。1 本(340mL)に1.8mgのグルコシルセラミドを配合している。
皮膚バリア機能が低下すると、皮膚表面が乾燥して「ドライスキン」になる。グルコシルセラミドは、角層細胞間脂質のセラミドを再構築することなどによって、皮膚バリア機能を改善する効果が期待されている。