スーパーフルーツ本格市場形成へ
サプリからコスメまで広がる裾野
健康・自然食品の展示会「ナチュラル・プロダクツ・エキスポウエスト2014」が今月7日から3日間、米国カリフォルニアのアナハイムで開催された。
数年前から抗酸化など機能性の高いフルーツ素材が「スーパーフルーツ」として会場を賑わせており、アサイーやゴジベリー、ザクロ、ガラナなど多くのフルーツ商材が出展された。
欧米では近年「酸化ストレス」の意識が高まっており、スーパーフルーツが人気を集めている。
米国のブームが波及した日本でも、ドリンクやサプリメントへの商品開発が進展。
近年はアンチエイジング作用や美肌・美髪効果を訴求し、化粧品やヘアケア製品への採用も増加傾向にあり、脚光を浴びている。
今後、日本での本格的な市場形成に向けては、「スーパーフルーツ=抗酸化機能」の認知拡大が鍵となる。
また、抗酸化指標確立に向けてAOU(Antioxidant Unit)の開発が進行していることも、市場拡大への相関性があると見られる。