市場規模 億円、根強い人気を維持
「健康長寿」の一翼担う素材として再評価も
昨年のローヤルゼリー(RJ)市場は、通販ルートが2年連続で縮小したものの、訪販と店販ルートが善戦。
売上規模は480億円(4%減)で推移した。
定番素材としての認知度や信頼性、体感性の高さなどから根強い人気を保っており、大手を中心に美容飲料や訴求を絞った複合品などの商品投入も相次いでいる。
学術面では、抗疲労、生活習慣病予防、認知症予防などに関する研究成果が報告されており、「健康長寿の延伸」に貢献する素材としてRJを再評価する向きも。
来年3月には新たな機能性表示制度が導入される見通しとなり、成熟化しつつあるRJ市場を再活性化させる起爆剤として注目が集まっている。