活発化する藻類研究
新規微細藻類、DHA高含有品など、ニューフェイスも
フコイダン、「アンチエイジング」「健胃」訴求で市場規模100億円を突破
コンブ・モズク・ワカメ・ツルアラメ・ヒバマタ・アスコフィラムなど、藻類を由来とする機能性素材の研究・開発が活発だ。天然成分、豊富な食経験、研究データ拡充を武器に流通量を拡大している。
船舶、重工業、石油業界の大手企業では、“バイオ燃料開発”をテーマに研究・開発を進めており、二次利用の観点から、機能性素材としての製品化を目指す動きも。
フコイダン、フコキサンチンのほかにも、特有の海藻が多く生息する沖縄では、ウミブドウやアオサなどの機能性研究が進展。
成分探索や研究データ蓄積を経て、今後も藻類を由来とする新素材の上市、差別化素材の提案強化が加速しそうだ。