健康食品における品質・安全管理の「要」
素材特性に合わせた技術ノウハウの確立進む
食品の品質・安全性対策において、殺菌・滅菌は、有用成分の失活や変性、酸化、色・味の変化などを最小限に留める技術が要求される。
健康食品では、青汁素材に代表される粉末の殺菌需要が高く、殺菌受託を展開する各社では、素材の特性に合わせた各種の殺菌技術の確立に力を入れている。
健康食品の殺菌・滅菌を受託する企業の多くは、素材特性に着目し、原料調達から乾燥、粉砕、造粒などを含めてトータルに対応するケースが目立つ。
殺菌・滅菌技術のノウハウを活かし、殺菌を含む技術提供による新規顧客獲得や、素材品目別の殺菌・滅菌対応など、独自の事業を展開している。