健康日本(第二次)スタート、メタボ撲滅へ
機能性食品の期待大きく
1,400万人を超えるメタボ人口。
メタボ撲滅を盛り込んだ第一次特定健診・特定保健指導が終了したが、一定の効果はみられたとの発表がありつつも、メタボ人口の減少は当初目標には届かない結果に。
今年4月からは健康日本21(第二次)がスタートし、健康寿命延伸、生活習慣の改善をテーマに、引き続き脱メタボを掲げる。
自己採決検査の解禁や、抗メタボ合宿などの施策など、厚労省もあらゆる手法でメタボ撲滅を推進している。
消費者にとってもメタボ対策は悩みのひとつ。
抗メタボを訴求するトクホ商品がヒットし、機能性エビデンスを確認した健康食品も一般からの支持を得て堅調に売り上げを伸ばしている。
来年度から導入される機能性表示制度を見据えた機能性研究も進んでおり、炎症や腸内環境の改善がメタボ改善につながるなどの報告も出ている。
生活習慣の中でも大きなウェイトを占める食事面において、抗メタボ訴求食品の役割は大きく、今後さらに期待が集まる。