7割の企業が増収達成
経営状況は回復基調に
本紙編集部が健康食品の受託加工・製造企業200社以上(有効回答80社)を対象に実施した調査で、2014年上半期(1~5月)は健康食品の受託加工・製造企業の5割以上が良好で、7割以上が増収を達成したことがわかった。
上半期の健食受託企業の経営状況は、「良かった」が44%で、前年同期で6ポイント減少するも、前回は回答がなかった「非常に良かった」が7%と、経営状況改善が顕著。
安全性と品質の向上を目的とした取り組みが目立ち、消費税増税の駆け込み需要を含む納期対応に注力した企業が少なくなかった。
下半期以降については、機能性表示の制度化に期待する半面、制度の内容が当初の見通しとは形を変えつつあることを懸念する回答が多く、先行きを危ぶむ声もよせられた。