沖縄素材、国内外で躍進
市場回復に向け、沖縄健食市場が動き出している―― 。
なかでも台湾、香港を中心にアジア市場への進出が活発に。
「安心・安全」「品質力」に加え、亜熱帯、希少性といった「沖縄特有の魅力」が支持され、業績アップにつながっている。
また、那覇空港の国際物流ハブ化を背景にアジアの拠点として存在が高まっており、海外市場の開拓はさらに加速しそうだ。

国内市場も地域ブランドの育成や、6次産業化の構築が進み、その成果が結果として表れている。
一方、代名詞である健康長寿県のブランド力が弱まっており、県内での活動を強化する動きもみられる。
素材別では、ウコンが市場を牽引。
フコイダン、ボタンボウフウ（長命草）、クワンソウなどの有力素材も活躍の場を広げている。