多様な健食資格団体
求められる新たな役割
2002年の厚生労働省ガイドラインから10年が経過したが、健康食品のアドバイザリースタッフ制度に関連した、認知度の向上や、資格取得後に活躍できる場の確保という課題は依然として残っている。
厚生労働省や認定機関、資格取得者など各関係者が、課題の解決に向けた取り組みは現在も続き、最近では機能性表示制度改革の動きも資格への関連性として注目され始めている。
健康食品被害の原因を明確にしたり、消費者を被害から事前に防ぐために、健康関連の知識と経験を備えたアドバイザリースタッフが果たす役割の拡充も、主要団体は期待している。
厚生労働省、認定団体、資格取得者、それぞれの立ち位置から、それぞれの課題解決に向けてできることへの一つひとつの行動が重要になっている。