青汁が牽引、明日葉90億円(17%増)に
明日葉市場は青汁や健康茶用途での引き合いが活発となり、市場規模は同17%増の87億円に成長し
た。原料は有機JAS認証を取得するインドネシア産が大幅にシェアを拡大。青汁や野菜ジュース、ブレンド茶での導入が増えている。明日葉を主原料としたトクホ青汁は計8品目となり、市場での認知向上に貢献。主力の青汁では、主原料を大麦若葉やケールから明日葉に切り替える代替需要の増加や、トクホの売上増などが市場拡大に寄与した。一方、明日葉特有の有効成分として、抗酸化作用やメタボリックシンドローム予防などに関する生理活性を持つカルコンは、原料の安定確保が新たな課題として浮上している。