健康食品市場全体で原料の価格上昇傾向がみられる中、台湾産クロレラ、高麗人参、ローヤルゼリー
などの今年上半期輸入量が前年同期を上回ったことが、財務省が先月30日に発表した輸入通関統計の速報値でわかった。
消費税増税前に原料を確保しようとした動きも輸入量の増加に影響したとみられる。本紙調査対象の健康食品原料のうち、6月の輸入数量が前年同月を上回ったのは、クロレラ、ハチミツ、ローヤルゼリー、クランベリー類となった。クロレラの輸入数量は141トンで、通関上は前年実績を大幅に上回っているが、価格から見て韓国から飼料用などが計上されている可能性がある。
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【財務省】上半期の輸入通関統計・台湾産クロレラ5%増、RJ18%増と急伸
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