厚生労働省は1 日、健康意識に対する調査結果を公表、成人の4 割がいわゆる健康食品やドリンク剤を利用していることがわかった。
調査は健康意識の傾向をとらえ、厚生労働白書や今後の制度検討の基礎資料に活用するために実施したもの。委託研究により2 月に行われた。調査対象は20歳以上の男女5,000人。
現在の幸福感を10点満点で評価してもらったところ、平均は6.38点。幸福感の判断で重視したのは「健康状況」が54.6%で最も多く、健康であることが幸福の指標となっていることがわかった。
また、健康のための支出(健康食品やドリンク剤、運動・フィットネスのための施設利用料、運動・健康器具の購入費)を調査。
1 ヵ月に「出費してもよい」と考える金額は平均3,908円で、実際に出費しているのは平均3,049円だった。実際に出費している額は「1,000円~4,999円」が32.4%で最も多い。「ゼロ」は27.9%だった。
一方で1 割が1 ヵ月に1 万円以上、健康のために費やしていた。