消費を握る中高年層に向け提案活発
若年層も巻き込み、市場拡大へ
高齢化の進展に伴い、エイジングケアを訴求した健康食品や化粧品の市場投入が加速している。
健康食品では、大手メーカーを中心にアクティブシニア向けサプリメントの上市が活発化。
来年導入される「食品の新たな機能性表示制度」を視野に、機能性研究も加速している。
化粧品では国内市場が2 兆3,000億円前後で頭打ちとなる中、エイジングケア化粧品市場は拡大傾向にあるようだ。
各メーカーからはシニア向け化粧品が多数発売され、アイテムも充実させている。
さらに最近では、「お肌の曲がり角」と言われる20代後半など、若年層に向けた提案も進み、新たな広がりを見せ始めている。