日本通信販売協会は先月25日、「機能性表示食品制度」勉強会の第1 回を開催、約200人が参加した。
通販協サプリメント部会長の山田養蜂場社長・山田英生氏の開講挨拶を同社の橋本氏が代読。続いて通販協常務理事兼事務局長の万場徹氏が新制度の概要を説明。月に1 回程度、連続開催する同勉強会の中で、「システマティックレビューだけの勉強会を企画したい」と述べた。
元公正取引委員会で通販協調査役の地主園彰治氏は、健康増進法と景品表示法などによる取り締まりについて説明。改正景表法について、都道府県に措置命令権限と、「合理的根拠提出要求権限」が与えられることを「今回の改正で大きなポイント」と指摘した。また新機能性表示制度の創設以降も、安易な表示には注意するよう呼びかけた。
最後に、新制度への準備状況などについてのパネルディスカッションを実施。山田養蜂場取締役の橋本健氏、やずや常務取締役の塚園ミユキ氏、キューサイ考査室室長の池田勇一郎氏、ファンケル・サプリメント研究所所長の寺本祐之氏が登壇した。