“温活”ブームで温熱商材に脚光
正しい温活方法の啓発で、季節商材から年中商材へ
冷え対策商材に新たな動きが出始めた。
メディアを通じて体を温める活動“温活”がブームとなり、今期は夏場でも温熱マットや手足浴器、腹巻き、
重ね履き靴下など、体を温める商材の売れ行きが好調だった。
また温熱の認知症やロコモ対策への有効性を示す臨床例も出てきたことで、新たな温熱の利活
用が期待される。
一方で、「単に体を温めることと、生体として温まることは別物」と、温活ブームに懸念を抱く温熱商材の専門メーカーも少なくない。
とはいえ、温活の実践者が増えることで温熱商材の市場拡大には追い風となることは間違いない。
今後は「正しい温活方法」の啓発活動が求められている。