スキンケア化粧品、機能強化で差別化
内外美容の提案も加速
この数年、着実に伸長しているのが美肌・美容市場だ。
高齢化や女性の社会進出が進む中、化粧品市場ではエイジングケアや美白、高保湿、ニキビケアといった「機能強化商品」が主流に。
一方、体の内側からケアするインナービューティーの重要性が認知され、サプリメントやドリンクの摂取による美肌対策も定番となってきた。
本紙が今年6 月に実施した健食受託製造企業への調査では、受注件数が伸びているカテゴリーのな
かで「美容・美肌」分野が圧倒的首位だった。
素材別では、コラーゲン、プラセンタ、植物発酵エキス(酵素)、青汁などの受注が多く、内外美容商品の人
気が高いことが伺える。
健食市場をけん引する「美肌・美容」分野。
新たな機能性表示制度を契機に、更なる市場拡大が期待できそうだ。