上位50社売上高4%減も、8割黒字
2013年度における九州・沖縄地区の健康食品の売上高は、上位50社で前年度比4.2%減の2,000億2,300万円と、2年連続で減少したことが、帝国データバンク福岡支店が先月30日に発表した調査結果で分かった。増収を確保した企業は全体の5割強にとどまり、大手食品メーカーや医薬品メーカーなどが健食市場への参入姿勢を強める中、健食業界の成長を牽引してきた九州企業が後発組の猛追を受けていることが鮮明となった。一方、売上高上位50社のうち、9割が黒字を確保。利益額が判明している43社で、最終損益が増益だったのは55.8%(24社)に上った。売上高ランキングでは、キューサイが3年連続で首位を守った。調査結果では、新機能性表示制度導入後の影響についても触れ、「新規参入企業の増加などによって、九州の健食業界の勢力図が一変する可能性がある」と指摘している。
健康産業オンライン
帝国データ、九州・沖縄健食企業経営調査
健康産業オンライン
- 新原料『さくら乳酸菌』のEMT抑制作用に関心 オリザ油化
- 開発展でライセオの新機能発表 脂肪蓄積抑制等 築野食品工業
- 【抗糖化】海外からの視線熱く 糖化ストレスの新たな概念も
- コスモプロフ・アジア2024、STEAM CELL(ヒト幹細胞)が席巻
- 【速報】コスモプロフ2024、日本企業80社超が出展 メイドインジャパンをアピール
- COSMOPROF 2024開幕 2,500社が香港に集結
- 【毛髪・頭皮ケア】コロナ以降もホームケア需要が定着
- 機能性表示食品 6,000品を突破 届出者数1,500に迫る
- 2022年9月期のグループ売上高、前年比7%増の325.8億円 東洋新薬
- 睡眠、フェムケア切り口に需要拡大(特集:プラセンタ)