新田ゼラチン㈱(大阪府八尾市、072-949-5381)は先月29日、都内で「Nittaコラーゲンペプチド・シンポジウム2014」を開催した。
シンポジウムは、コラーゲンペプチドの最新の機能性研究や来春導入の機能性食品表示制度下における考察など多面的な視点からトピックスを紹介。進行中の研究報告もあり、聴講者の熱心に耳を傾ける姿が目立った。開会にあたって同社執行役員ペプチド事業部長の竹宮秀典氏があいさつ。「皆さまに機能性を理解していただき、市場を活性化したいというのが5 年ぶりに開催した意図」と目的を説明。さらに「機能
性表示制度が導入されることにより、エビデンスが一層大きな意味をもつ。数々の研究からコラーゲンペプチドの新たな可能性を見出していただけると思う」と抱負を述べた。
会場では機能性表示食品表示制度関連の報告や抗糖化によるアンチエイジング素材としてのコラーゲンペプチドに関する研究報告のほか、線維芽細胞がコラーゲンペプチドを取り込むことと特定部位での創傷治癒のメカニズムに関する試験結果などを紹介。また大阪府立大学大学院教授の山地亮一氏が、コラーゲンペプチドのサルコペニアやロコモティブシンドローム対策用途としての可能性について講演し、骨格筋量の維持や増加に関するさまざまな研究データを披露した。
さらに会場では来年2 月をめどにコラーゲンペプチドの最新のエビデンスを集約した情報サイト『Wellnex-Collagen.com』を開設することも発表した。
企業ニュース
コラーゲンペプチドの最新動向を報告
企業ニュース
- 水なしで飲めるビタミンC含有品など、粉末サプリのOEM事業を開始 ケンプリア
- グループで新業態のサブスク特化型コーヒーショップ 大栄トレーディング
- 12品目、19類のヘルスクレームに対応可能に サンクト
- ビタミンK2保護化粉末の原料供給 開発展を機に本格開始 兼松ケミカル
- 米国で広がるコラーゲンブーム、「美容素材として高く評価」 ドイツ発 ジェリータの『バイオアクティブコラーゲン』市場拡大
- 龍泉堂 第7回 学術セミナー開催 慢性炎症が加齢性疾患の基礎に 老化メカニズムを知り、疾患予防へ
- 『植物性ナノ型乳酸菌SNK』、 タンパク質吸収促進を開発展でアピール IHM
- アフリカ市場見据えモロッコに現地法人 岩瀬コスファ
- アジア最大規模の国際美容展示会、約2,800社出展 「コスモプロフ・アジア2024」11月香港で開催
- エピジェネティック年齢の増加を有意に抑制 新原料『モナユヴェンタNu』開発展で披露 エイチ・ホルスタイン