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『葛の花エキス』、臨床試験で新知見

  ㈱東洋新薬(本社:福岡県博多区/広報部:東京都千代田区、03-5501-7788)は、『葛の花エキス』に非アルコール性脂肪肝(NAFL)の改善作用があることを臨床試験で確認、「第35回日本肥満学会」で研究成果を発表した。
 アルコール摂取量が20g/日以下、かつエコー検査にて脂肪肝が確認された軽度肥満男性21人を対象
に二重盲検群間並行試験を実施。『葛の花エキス』を300mg含有する錠剤、または、『葛の花エキス』を含まないコントロール群を8週間摂取させ、ALTおよび肝脾CT値比の評価を検討した。
 その結果、『葛の花エキス』群では、摂取前およびコントロール群と比較して、ALTが有意に低値を示したほか、特に摂取8 週後の検査では30U/Lを下回っていることも確認された。また、摂取前の肝脾CT値比が1.0以下の被験者で、最大・最小値の被験者を除いて層別解析をしたところ、摂取前と比較して肝脾CT値比の上昇傾向が認められた。研究班らは「『葛の花エキス』がNAFLの改善作用を示すことが示唆された」としている。

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