13年度における通販企業の取扱商品ランキング1 位は、前年度に引き続き「健康食品」だったことが、日本通信販売協会が先ごろまとめた「第32回通信販売企業実態調査報告書」でわかった。
通販企業の4割強が健康食品を取り扱っている。調査は通販協会員492社を対象に実施、263社から有効回答を得た。通販専業企業はこのうち51.7%。回答企業を売上高別にみると、3 億円未満が25.9%、3 億~10億円未満が21.3%、10億~40億円未満が20.2%、40億~100億円未満が14.8%、100億円以上が14.4%。通販売上高の平均は67億3,680万円で、前年度調査の80億3,800万円から減った。13年度増収となった企業は49.0%。横ばいが6.1%で、減収企業は38.8%だった。
13年度の取扱商品ランキングのトップは、前年度に続き健康食品で43.3%。売上高別にみると、10億~40億円未満の企業と、40億~100億円未満の企業は、5 割以上が健康食品を扱っている。