厚生労働省は1 日、2014年人口動態統計の年間推計を発表した。出生数は前年から2 万9,000人減り100万1,000人。死亡数は1,000人増えて126万9,000人となり、自然減は26万8,000人となった。自然減数はこの10年で最大。
死因のトップは引き続き「悪性新生物(がん)」で、前年から約5,000人増えて37万人。死因2 位の「心疾患」は微減の19万6,000人、3 位の「肺炎」は約5,000人減って11万8,000人。4 位の「脳血管疾患」も約5,000人減って、11万3,000人となっており、がんによる死亡増が際立っている。