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日本薬品開発、新社長に木村裕通氏就任

 日本薬品開発㈱(兵庫県伊丹市、072-773-7584)は1 月29日の取締役会で役員改選を行い、新社長に木村裕通常務取締役を昇格するトップ人事を決定した。
 2012年9 月に社長に就任以来、経営基盤の強化を進めてきた岡本宗篤氏は取締役に就任する。木村新社長はグループ会社の宇佐オーガニックファーム社長を歴任するなど生産に精通している。同社は1968年に創業以来、独自の活性保存製法により、新鮮な九州産の大麦若葉を搾った生の青汁を粉末化し、酵素活性が保たれた大麦若葉エキス末を取り扱う。主力商品の『グリーンマグマ』、『バーリィグリーン』、『プログリーン』は、体感が得られる“本物志向”の青汁製品として高い評価を得ており、乾燥末との差別化を明確にした大麦若葉青汁として、PB・OEM供給にも注力する。
 同社では薬局・薬店での販売が順調。昨年4 月、米国産の大麦若葉エキス末において、放射線照射による殺菌がされていたとする問題を受け、切り替え需要も発生し、2014年10月期の売上高は前年比5 %増で推移。今期も同5 %増を見込む。

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