築野食品工業㈱(和歌山県伊都郡、0736-22-8100)は、「ライスミルク」の付加価値を向上させる玄米由来成分の提案に力を入れる。γ-オリザノールを残有する「米胚芽油」と、ビタミンB様物質の「イノシトール」を配合することで、“おいしさ”と“機能性”を兼ね備えたライスミルクが可能になるとしている。
ライスミルクは、米を酵素や麹などで糖化させて、植物油や添加物等で味を調整したもの。同社の「米胚芽油」は、γ-オリザノール・ビタミンE・トコトリエノールを多く含む。「イノシトール」は、抗メタボ素材としてライスミルクに付加価値を与えることが可能。さらに、「米胚芽油」はミルキー感を、「イノシトール」はすっきり
とした味わいを付与できる。同社では健康的でおいしいライスミルクを実現する副原料として提案していく。
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玄米由来成分で「ライスミルク」の付加価値向上
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