丸善製薬㈱(東京都渋谷区、03-3496- 1521)は、自社原料のパイナップル果実抽出物『ブライトニングパイン』に皮膚バリア機能の改善効果があることをヒト臨床試験で確認。学術誌「薬理と治療」に論文掲載された。
ダブルブラインド法で試験期間は4 週間とし、35~55歳未満の女性46人を対象に実施したもの。①セラミド0.6mg含有群、②セラミド1.2mg含有群、③プラセボ群に分け検討した。皮膚バリア機能については、経皮水分蒸散量で評価。頬部では摂取前と比較してセラミド0.6含有群ならびにセラミド1.2mg含有群が有意に減少した。群間比較では、セラミド0.6mg含有群とセラミド1.2含有群は、プラセボ群と比較して有意な差が認められ、皮膚バリア機能の改善が示された。また、肌の明るさの指標であるL値につても評価。セラミド0.6mg含有群とセラミド1.2mg含有群ともにプラセボ群と比較して有意差が認められている。
『ブライトニングパイン』はタイ産・パイナップルの果実(可食部)を使用、グルコシルセラミドを規格化。4 %以上の粉末品と1 %の液体品(乳化物)を揃える。
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丸善製薬、パイナップルセラミドで査読付き論文
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