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㈱メドレー(東京都渋谷区、☎03-4520-9821)はこのほど、疾患別の医療情報提供サービスサイト『メドレー』α版(http://www.medley.life)をリリースした。
同社は09年6月に設立し、医療介護専門求人サイト「ジョブメドレー」を展開。生命や生活の質に関わる医療ヘルスケア業界で事業を展開する中、専門性の高さから、情報を収集して理解し、判断することの難しい領域である点に着目。
創業者で代表取締役社長の瀧口浩平氏は先月、「納得できる医療の実現」で志の一致した医師の豊田剛一郎氏を共同経営者として代表取締役医師に招き、『メドレー』α版の提供に着手。
豊田剛一郎氏は、1984年生まれで東京大学医学部を卒業後、聖隷浜松病院での初期臨床研修、NTT東日本関東病院脳神経外科での研修を経て、米国のChildren’s Hospital of Michiganに留学。米国医師免許を取得するとともに小児脳の研究に従事し、初の英語論文が米国学術雑誌の表紙を飾ったという。2013年からはマッキンゼー・アンド・カンパニーにて主にヘルスケア業界の企業へのコンサルティングに従事。先月に小学校時代からの知り合いである同社代表の瀧口氏の共同経営者に就任。新規事業の開発と推進を得意とする瀧口氏と、医療情報提供に関する意思決定の最高責任者である医師の豊田氏によるタンデム経営体制を敷き、2017年のIPO(新規株式公開)を目指す。
今後、病気や治療の基礎知識から、患者の体験談や口コミなどを疾患別に紹介する医療情報サイトとして、双方の円滑で的確なコミュニケーションを目指し、「ブラッシュアップを加速させていく」という。
先月3日のリリース以降、2週目にはコンテンツ編集・監修に協力した医師の登録は42人、改訂作業は4,000回を超え、3月9日現在、サイト内の編集に参加した医師は121人、改訂作業は2万1377回となっている。