大曽根商事㈱(埼玉県秩父市、0494-25-2019)はこのほど、漬け物から分離同定した植物性乳酸菌『トレイルエスワン』の原料販売を開始した。製造元は㈱一乳酸。原料販売は大曽根商事とタマ生化学㈱の2 社が行い、殺菌乳酸菌粉末で供給する。サイトカインの一種「TRAIL」を増強する作用があることから、免疫
訴求の素材として提案を進めていく。
同品は1 g 当たり400億個の殺菌乳酸菌を含む。1 日摂取目安量は50mg(20億個)。学名はLactobacillus plantarumS1 で、(公財)ルイ・パストゥール医学研究所が分離同定を行った。同センターと京都府立医科大学との共同研究で、免疫系細胞が産生する「TRAIL」の生成を促進することを確認。男女9 人を対象としたモニター試験では、効果が認められた7 人中4 人が「便秘の改善に有効」と回答。原料名も「TRAIL」に由来する。
企業ニュース
植物性乳酸菌『トレイルエスワン』の販売開始
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