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「第37回クロスタニン国際大会」に850人

 微細藻類「ドナリエラ・バーダウィル」のパイオニアである、㈱日健総本社(岐阜県羽島市、058-393-0500)は先月15日から2 日間、「第37回クロスタニン国際大会」(会場・岐阜グランドホテル)を開催した。テーマは、「南国藻誕 健光革命」。初日は式典、コミュニュケーションパーティー、2 日目は特別講演(橋幸夫氏)、クロスタニン微細藻類未来工場見学が行われた。
 初日の式典には、販社、特約店、学識者、業界関係者を中心に、海外5 ヵ国を含む約850人が参加した。主催者挨拶で登壇した㈱日健総本社・森伸夫社長は、国内初となる天然物・微細藻類の生産基地(石垣島)の第一期工事が完成、稼働したことを発表。「生産基地は、クロスタニン事業の世界戦略の基盤となる。今年9 月の創業40周年に向けて、天然物応用による肥料・飼料、医薬品、食品等の6 事業分野のバランスのとれた事業展開をさらに加速していく」とした。
 
 1万坪におよぶ新生産拠点では、ドナリエラ培養を行うイスラエルN . B . T 社で培った技術を応用。「密閉型タンク培養技術」と「屋外プール培養技術」を併用することで、安定生産を実現している。微細藻類・フォルミジウムをはじめ、独自性の高い機能性食品素材・土壌改良剤の自社培養を進めていく計画。
 また式典では、ドナリエラ・バーダウィルの新知見として、眼障害治療における臨床試験に着手することを報告。さらに、東京農業大学、中国農業大学、中国医科大学との共同研究調印式も行われ、ドナリエラの動物性ウイルスへの有効性、コッコミクサのアンチエイジング効果など、微細藻類の機能性研究を突き進めていく方針を打ち出した。機能性表示食品への対応には、東京農業大学との共同研究に着手する計画だ。

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