オリザ油化㈱(愛知県一宮市、0586-86-5141)はこのほど、同社黒ショウガエキスに筋肉強化、筋肉エネルギー代謝改善効果を見出したとして日本薬学会第135回年会で発表した。
研究は京都薬科大学生薬分野松田教授との共同で実施したもので、黒ショウガエキスから8 種類のポリメトキシフラボン(PMF)を単離精製し、得られた化合物(Compound 1 - 8 )に対してGLUT 4 及びPGC-1αのmRNA発現促進活性を定量型RT-PCR法を用いて活性を評価した。その結果、ほとんどのPMFにおいて発現促進作用が認められ、さらにPMFの中でもある構造部位(B環)にメトキシ基(- CH 3 )の少ない化合物の方が強い活性を示すことが分かった。
PMFがマウス筋芽細胞株(C2C12)においてGLUT 4 及びPGC -1 αの発現促進作用を有し、その活性発現にメトキシ基が重要な役割を担っていることから、黒ショウガエキスの活用により、筋肉におけるエネルギー代謝を促進し、エネルギー産生能の高い筋肉を得られる可能性が期待できるとしている。
企業ニュース
オリザ油化、黒ショウガエキスに筋肉強化、筋肉エネルギー代謝改善効果
企業ニュース
- 水なしで飲めるビタミンC含有品など、粉末サプリのOEM事業を開始 ケンプリア
- グループで新業態のサブスク特化型コーヒーショップ 大栄トレーディング
- 12品目、19類のヘルスクレームに対応可能に サンクト
- ビタミンK2保護化粉末の原料供給 開発展を機に本格開始 兼松ケミカル
- 米国で広がるコラーゲンブーム、「美容素材として高く評価」 ドイツ発 ジェリータの『バイオアクティブコラーゲン』市場拡大
- 龍泉堂 第7回 学術セミナー開催 慢性炎症が加齢性疾患の基礎に 老化メカニズムを知り、疾患予防へ
- 『植物性ナノ型乳酸菌SNK』、 タンパク質吸収促進を開発展でアピール IHM
- アフリカ市場見据えモロッコに現地法人 岩瀬コスファ
- アジア最大規模の国際美容展示会、約2,800社出展 「コスモプロフ・アジア2024」11月香港で開催
- エピジェネティック年齢の増加を有意に抑制 新原料『モナユヴェンタNu』開発展で披露 エイチ・ホルスタイン