新潟市農業活性化センター(新潟市南区、025-362-0151)が、機能性表示制度に対応した柿の葉飲料を開発を視野に、試験を進めている。柿の葉に含まれるプロアントシアニジンとフラボノイド類の血圧上昇抑制作用について成分分析し、ヒト試験も行う。
農家の高齢化による耕作放棄地の増加に悩んでいたJA新津さつきと、柿の果実と葉の機能性について研究を行っていた新潟薬科大学、新潟市との産官学で連携して昨年、本格的にスタートした。原料の葉は剪定枝を使用。500mL入りペットボトルに乾燥葉4 g を使った場合、10アール当たり8 万円の収入になる計算という。
付加価値の高い機能性表示食品を開発することで、耕作放棄地の有効利用と農家の所得向上を目指す。
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機能性表示対応の柿の葉飲料を開発へ
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