チアシード人気が続いている。水分を加えると、ゼリー状に膨張する特性から、その食感、腹持ち感が女性層に受け、注目度が上昇した。食物繊維も豊富に含み、ダイエット、便通サポートをコンセプトに、サプリメントからスムージー、飲料、ヌードルなどさまざまな製品が登場している。
アサヒフードアンドヘルスケアでは、『スリムアップスリムアサイーチアシードゼリー』( 1 箱5 パック入り)を2 月から販売し、1ヵ月で販売計画の2 倍を超すなど好調に推移している。4 月からは、トライアルの喚起でさらなる販売増を目指し単品販売も始めた。小売業の成城石井は先月11日にチアシード入りカップ飲料を上市した。同社では、昨年後半からチアシード商材の取り扱いを開始して以降、売上げは約20倍に増加したという。今回、オリジナル製品として新製品を開発、“手軽で日常的にチアシードを楽しめる飲料”を訴求ポイントに新規顧客の獲得を図る。
また、TVの情報番組でチアシードをかけたヨーグルトやサラダなどのダイエットレシピが相次いで紹介されたこともあり、チアシードをそのままパック詰めした製品も売れ行き好調。小売店では購入数の制限を設けて対応するところもある。チアシード特需が続くなか、原料も品薄状態に。原料サプライヤーからは、「一
年分の在庫が数ヵ月で完売した」「今年に入っても注文が殺到している」「スムージー向けに供給量が増えている」など嬉しい悲鳴が聞かれる。2007年からチアシードを供給するラティーナは、需要増に伴い、南米・エクアドル、ボリビアに加え、中米・メキシコ産のチアシードの取り扱いを始めた。「収穫時が異なるので安定した供給体制ができる」と話す。
特需が続くチアシード。今のところ、ダイエットサポートとしての利用が目立つが、オメガ3 のαリノレン酸や、カルシウム、鉄のほか、タンパク質なども豊富に含む。米国ではスーパーフードとして定着しており、国内でもチアシード人気はまだ続きそうだ。
行政・業界ニュース
チアシード特需続く、製品相次ぐ
行政・業界ニュース
- アジア最大の美容展「COSMOPROF2024/COSMOPACK2024」がスタート
- クロレラ・機能性植物研究会 クロレラで新知見 樹状細胞への作用メカニズムなど発表
- タイでビタフーズ展、「コラーゲン」トレンドに 40ヵ国・地域から600社出展 日本企業数は過去最多
- 23年の消費者向けEC市場、「物販」14.6兆円に拡大 経産省
- 23年度・東京都消費生活相談 健康食品の定期購入相談、18%増
- 22年「国民健康・栄養調査」 低栄養傾向の高齢者、男性12.9% 女性22%
- 消費者庁、機能性表示食品の安全確保で新規予算 厚労省、健康被害への対応強化
- 届出ガイドライン→「届出マニュアル」に
- 「機能性表示食品」制度改正 サプリ形状のGMP要件化、届出後の自己評価等
- 機能性表示改正、パブコメに107件 「GMP」「120日ルール」等で意見相次ぐ 消費者庁