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7日、中国上海で「水素分子医学検討会」

 台湾の医療機器メーカーである㈱アスクレピオス医学(日本支社/東京都中央区、03-6278-7959)は先月17日、中国上海市内で中華医学会と共同による「水素分子医学検討会」を開催した。
 中華医学雑誌主任の陳新石氏による挨拶で始まった学会では、中国の水素分子研究の第一人者である第二軍医大学教授の孫学軍氏と同副教授の康志敏氏、泰山医学院アテローム性動脈硬化研究所所長の秦樹存氏をはじめ、中国国内から医師や研究者が集まり、水素分子の生物学的研究の現状、水素・酸素混合ガス吸引の臨床研究の進展状況などについて発表が行われた。
 当日は上海虹橋国家展示センターで健康・医療関係の展示会が開催されていた関係もあって、展示会来場者の中からも同学会の講演を聞きに訪れる医療関係者や事業者が多くみられたほか、学会会場に併設の体験会場で、アスクレピオス医学の水素発生器「AMS」シリーズの体験を行う人もみられた。
 また、アスクレピオス医学グループ総裁の林信涌氏は、昨年12月にオープンした上海虹橋国家展示センター内に、4,000㎡の敷地を確保し、「ASCLEWAY健康産業基地」を構築し、その一部に「中国水素医学研究センター」を設け、上海を拠点として中国全土、さらに全世界に情報を発信する同社グループ最大の健康基地を建設する計画を明らかにした。
 その上で、林社長は日本の健康産業企業に対し、同社が進める健康基地に参画してくれるパートナー企業の募集も行うという。オフィスやショールーム等、中国進出を考えている企業を誘致し、中国市場での販売等をサポートしていく考え。

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