㈱東洋新薬(本社:福岡県博多区/広報部:東京都千代田区、03-5501-7788)は、『フラバンジェノール®』にシミの原因となるメラニン生成への連鎖反応「メラニンカスケード」を遮断する作用があることを確認した。
同社では、EDNRB(メラニン生成の指令物質であるエンドセリンを受け取り、メラノサイト内にその指令を伝える役割を担う)の発現するメカニズムを探るために、『フラバンジェノール®』が紫外線を浴びたヒトメラノサイトでどのようにメラニンカスケードに作用するかを検証した。
その結果、ヒトメラノサイトではUVBを浴びた時にメラニンカスケードが働き、p38→MSK1→CREB→MITF→という細胞内シグナル伝達分子を連鎖的に活性化することでEDNRBの発現が増加することを確認。
また、『フラバンジェノール®』は、このメラニンカスケードの中でp38には影響を与えず、MSK1以降のEDNBR発現につながる連鎖反応を遮断することでEDNRBの発現を抑制することを突き止めた。