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静岡県

機能性特需なるか 受注増見込む受託製造
県もSR支援サービスに参入
4月よりスタートした機能性表示食品制度。
健康食品の受託製造企業が密集する静岡では、新制度による受注増を見込み、各社とも期待感で溢れ
ている。
また豊富な農林水産物と恵まれた地域資源から機能性素材の開発も活発化。
浜松市の「JAみっかび」では、温州ミカンに関する研究を実施してきており、骨に関する機能性表現を目指している。


一方、行政も機能性表示に積極的な姿勢を見せている。
静岡県では、産業振興財団フーズ・サイエンスヒルズを中心に、静岡県立大学とタッグを組み、システマティック・レビューを含めた届出支援サービスを開始する。
特徴的なのは、県の食品表示法所管部局の担当者による表示チェックやアドバイスが受けられること。
全国の事業者を対象としており、早くも問い合わせが入るなど関心が寄せられている。
機能性表示制度により産業振興が期待される静岡県。
機能性特需が実現するか注目が集まる。

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