“植物由来””耐酸性””酸溶解遅延”ｅｔｃ…
新製品上市相次ぐカプセルで差別化へ
カプセルの新製品上市が目立つ。
機能性表示制度スタートを背景に、素材以外での差別化を模索する際、錠剤と並んで健康食品でもメジャーな剤形であるカプセルに注目するケースが増えているためだ。

医薬品の剤形から食品用途へと利用が進んできたカプセルは、賦型剤をいれなくても、素材をカプセルに入れるだけで商品化できるハードカプセルと、内容液の密封で油性物質の充填に優れるソフトカプセルを中心に、健康食品において錠剤と並ぶメジャーな剤形として認知される。
最近では、“植物由来”も定着し、“耐酸性”、“酸溶解遅延”など、素材の特性や機能性に合わせて、その良さを最大限に引き出す新たなカプセルも続々登場している。