機能性表示食品制度を起爆剤に、さらなる市場拡大へ
にわかに大麦市場が活気づいてきた。
国内外で大麦の健康機能が認められ、近年の研究で、大麦の機能性メカニズムが解明されている。
一方、情報番組や雑誌などで大麦特集が組まれ、消費者の間にも大麦が急速に浸透。
需要の高まりを受け、食品メーカーは積極的な開発を進める。
中には大麦品種を含む雑穀商材がモンドセレクション金賞を受賞する例も出てきた。
4月に導入された機能性表示食品制度では、大麦βグルカンを機能性関与成分とした食品が受理されており、新制度が大麦業界にとって市場規模拡大の起爆剤になることが期待される。