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HAPI 第63回総会 役員改選で新体制を発表、「強い団体目指す」(稲田会長)

(一社)日本ホームヘルス機器協会(略称HAPI/東京都文京区)は先月3 日、都内で第63回総会を開催。役員改選では、稲田二千武会長(写真)の続投が決定したほか、新たな副会長、理事が選任された。
総会後の懇親会冒頭、稲田会長は、新副会長の西口登氏(パナソニック㈱・アプライアンス社ヘルシー商品部長)、松下剛氏(㈱MTG・代表取締役)、新理事の中西広幸氏(㈱フジ医療器・代表取締役社長)、森澤紳勝氏(㈱日本トリム・代表取締役)、山本富造氏(山本化学工業㈱・代表取締役社長)、藤本淳司氏(フジモトHD㈱・ピップ総合研究所長)、常務理事の山本俊作氏をそれぞれ紹介。新体制での協会運営を発表した。
続いて稲田会長は、「アベノミクス推進に伴う株価上昇、賃金アップの流れを受け、個人消費の活性化も期待される中、今年12月から従業員50人以上の企業に対し、メンタルヘルス対策の充実・強化を目的としたストレスチェックの実施が義務化されることは、当協会にとって追い風となる」と市場展望を述べた。また協会の取り組みとして、①昨年7月より実施し、1,300人が受講した販売員の質向上を目的とした講習会を今年も継続して実施する。②ツボ表現をはじめ家庭用医療機器の広告表現の拡大に向け、消費者に正し
く分かりやすく伝える方法の検討を引き続き進める。③家庭用美容機器の品質基準の策定に向けた取り組みとして、今年は広告表現のガイドライン作成に向けた取り組みを実施する。④協会および活動内容の一般認知度向上のため、引き続き一般紙への広告PRを実施する。⑤医療機器販売のための講習では昨年、基礎講習は4,000人、継続研修は1 万2,000人が受講。今年も価値ある講習を実施していく、⑥製品の質、種類等で世界トップレベルの日本の家庭用医療機器の海外進出を推進する―― などを報告。
最後に、「国民の皆様から信頼を勝ち得るために、関係各省の指導の下、今後も会員の皆様と協力して強い団体として取り組んでいきたい」と話した。

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