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たまごの健康機能

栄養強化たまご続々登場 消費拡大の追い風に
日本の食卓に欠かせない食材の一つと言えば「たまご」。
1人当たりのたまごの年間消費量は、メキシコ、マレーシアに次いで世界3位で、日本人はたまご好きの人種だ。
そしてたまごは、豊富な栄養成分から「完全栄養食品」といわれ、高齢者に不足気味な動物性たんぱく質を手ごろに補える食材でもある。
近年では、メーカー各社が飼料に工夫を凝らし、栄養成分を強化した高付加価値タマゴが「プレミアムエッグ」として人気に。


今年2 月には、米国農務省(USDA)が一般国民向けに発表した「米国人の食生活指針」で、食事由来のコレステロールと血中コレステロールの間に明らかな関連性を示すエビデンスがないことから、これまで推奨していたコレステロールの摂取制限を削除。
また日本では、4 月に厚生労働省から発表された「日本人の食事摂取基準2015」でもUSDAと同様の見解
から、健常者に限りコレステロール摂取量の上限値が撤廃されている。
栄養価の高い食材という認識に加え、コレステロールに対するイメージが払拭されたことから、たまごの消費拡大への追い風になりそうだ。

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