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カロテノイド

アスタキサンチン、ルテイン等、機能性表示食品としての提案加速
“抗酸化”をキーワードに世界需要も増
カロテノイド素材が、機能性表示食品制度で注目を集めている。
4月からスタートした同制度では、現在(6月11日時点)受理されている全60品目中、カロテノイドを機能性関与成分とする商品が7品受理された。
受理されたのは、ルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチン等を機能性関与成分とした製品で、いずれも「目」に関する表示で届出を行った。
これらの商品が発売されれば認知度が向上し、カロテノイド素材を機能性関与成分とする機能性表示食品
の届出が今後も増えることが予想される。


このほか、農水省が農産物での機能性表示を推進する温州ミカン由来のβクリプトキサンチンや、美白・美容作用やダイエット効果があるとされるリコピン、抗肥満作用、抗糖尿病作用などが報告されているフコキサンチン、体内でビタミンAに変換されるβカロテンなどの有力素材の提案が活発化しており、機能性表示食品制度への申請など、市場拡大の可能性が期待される。

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