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ユーグレナが胃潰瘍症状を緩和、大阪府立大学との共同研究で

 ㈱ユーグレナ(東京都港区、03-3453-4907)は、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の摂取で、胃潰瘍症状が緩和されることを確認した。
 研究は大阪府立大学・生命環境科学研究科(中野長久客員教授)との共同研究で行われたもの。実験では、ラットを「コントロール群」「ユーグレナ粉末混合食群」「ユーグレナの特有成分・パラミロン混合食」「(パラミロンを科学的に処理し、結晶構造を壊した)アモルファスパラミロン混合食群」に分け、2 週間の経口摂取後に胃潰瘍を誘発させ、その形成範囲を調査した。
 その結果、「ユーグレナ粉末混合食群」「ユーグレナの特有成分・パラミロン混合食」「アモルファスパラミロン混合食群」において、胃潰瘍の形成範囲が抑制された。「なかでも、ユーグレナ粉末の摂取が有意に胃潰瘍症状緩和の効果を持つ可能性が認められた」という。

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