新規の販路開拓手段として、商品愛用者の口コミで流通を拡大するネットワークビジネスが注目されている。
商品の特性を詳細に伝えられるため、健康食品や化粧品などの有望な販路であり、最近では、通販企業やOEMメーカーの参入も増え、スマホなどWEBと連動した業態へと進化してきている。
また、中国人観光客の「爆買い」や「インバウンド向け」、「越境EC」といった言葉が飛び交う中、6月に銀座にオープンしたばかりのインバウンド向けドラッグストア『銀座百薬粧』が今回、初の有力商品募集を告知。
購買意欲の旺盛な実態とともに、売り込みも急増、「魅力ある健康食品、化粧品を期待したい」という。
このほか、リピート通販支援や、WEBでの食品表示支援、機能性表示支援など多岐にわたる。
■販路開拓に有効なネットワークビジネス
ネットワークビジネスは、商品の購入者(愛用者)である会員が、口コミで商品の流通を拡大していくことで、メーカーが報酬を支払うビジネスモデル。在庫管理や販路開拓などの面でメリットが高く、広告宣伝費も不要であるなど、極めて効率的かつ有効なビジネスモデルだ。個人の意志ひとつですぐに始めることのできるビジネスであることから、主婦やOLなどのサイドビジネスや、定年退職後のサブビジネスなどとしても人気が高い。この分野の総合支援を37年にわたって展開している㈱日本ネットワークシステムズは、主宰企業に最適なシステム開発を全て自社内完結型で提供、累計600社以上の支援実績を持つパイオニアだ。業界随一の実績とノウハウを持つ背景は、サーバの二重化によるバックアップデータの保管や、イベント受付時の入場管理アプリなど豊富な実績と要望を背景に提供する新サービスなどいくつかあるが、代表取締役社長の高山隆憲氏自らが広告塔となり、直接、クライアントとなる主宰企業の要望に耳を傾ける懇切丁寧な対応、その人間性・人柄によるところが大きい。「売上50億円以上の規模を中心に構成されている当社のクライアントが1社でも問題を起こすと、そのシステムを提供している当社はお客様から信頼を失う」との理念を常に意識した姿勢は、主宰企業から絶大な信頼を得ており、各社のビジネス拡大にも大きく寄与している。
■中国主要メディアで話題の『銀座百薬粧』
国内では、爆買いやインバウンド向けサービス、越境ECといったキーワードが話題となる中、東京・銀座に6 月にオープンしたドラッグストア『銀座百薬粧』が中国人観光客の間で話題となっている。25坪ほどの店内は一見、どこにでもあるドラッグストアだが、中国語のPOPやチラシ、ポスターに加え、混雑時には最大10人の通訳スタッフで対応するなど独自サービスが好評だ。中国の主要メディアがWEBで大きく取り上げ、日本でもテレビで紹介されるなど注目を集めている。インバウンドの購買意欲の高さとともに、売り込みも急増していることから、来年2月の旧正月の特需も睨み、秋葉原の系列店とも連動して、新たに医薬品、健康食品、化粧品、日用雑貨の有力商材を募集(*対応はメールのみ)している。