自然食品・オーガニック製品の卸・販売を手掛ける㈱風と光は、国産・海外産含め、こだわりのオーガニック製品を展開する。そこには、同社・辻明彦社長のオーガニックに対する理念があり、その理念のもと様々な事業を推進している。そこで辻氏に、オーガニックに対する思いや今後の事業展開などを聞いた。
―― オーガニックへの取り組みについて
辻 産業が発展し自然が減っていく中で、オーガニック製品を販売することで自然環境の保護に繋がるということを意識し、消費者、業界関係者にもオーガニックの本質を伝えている。オーガニックは本人だけでなく次世代の子供にも繋がり、環境に配慮することから「モラル食品」と言える。欧州ではオーガニックに対して純粋で、自分の人生をよりよくし、それが次世代の子供のため、環境のために志向しているという考え方が強い。そうした欧州のオーガニック文化を日本にも普及させたい。
―― 国内のオーガニックへの意識は?
辻 原発事故や食品偽装問題などから(続きは本紙第1590号で) 購読案内へ