スーパーフード商材、機能性表示食品、水素商材――。今月16日から3日間、東京ビッグサイトで開催される国内最大級のトレードショー「健康博覧会2016」（主催：UBMメディア㈱）に、有力企業約600社の新製品、売れ筋製品、新サービスが集結する。5年連続で規模を拡大するなか、次なるヒットを予感させる商材・サービスも用意され、例年以上に大きな賑わいが見込まれる。会期中に行われるセミナーも見所満載。「マーケティング講座」「スーパーフード最前線」「ビタミン・ミネラルの有用性」「海外最新情報」など激変する健康産業を勝ち抜くヒントが詰まった企画がそろう。

　会期中に行われる注目テーマを取り上げたセミナーも業界から大きな関心を集めている。特に「実益重視のマーケティング」「成功事例に学ぶ健康・美容市場攻略」に関するセミナーは、事前登録の中でも上位の人気に。世田谷自然食品の広報担当部長・池田昌弘氏は、15年連続で増収を続ける同社通販事業の取り組みを解説する。
　栄養素に関するセミナーでは、“所得格差”による“健康格差”の広がりや、若年層の朝食欠食率、若年層女性のやせの増加などが社会問題となるなか、「ビタミン・ミネラルの有用性」を取りあげる。早稲田大学理工学術院理工学研究所教授・福岡秀興氏はビタミンＤついて、ドイツ・ハノーバー国際神経科学研究所INI 小児脳神経外科・大井静雄氏は葉酸について、それぞれ摂取の重要性を解説する。
　このほか、「腸からアプローチする痩・健・美」「健康食品新興国“タイ”のマーケットを探る」「スーパーフード最前線」「健康食品、化粧品など 景品表示法の運用状況と違反事例について」「業界記者が機能性表示食品制度の問題点を切る」など、最新トレンドの行方から海外市場、行政動向まで、業界関係者が聞き逃すことができないセミナーが目白押し。
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