今年、創業70年を迎える㈱種商(佐賀県鳥栖市)はこのほど、9 種類のスーパーフ ー ド 素 材 を ブ レ ン ド し た 新 製 品『SUPER FOOD9(スーパーフードナイン)』を開発した。3 月 7 日に発売。
原料は、胚芽押麦、黒米、キヌア、チアシード、発芽玄米、もち麦、アマランサス、ヘンプシード、大豆(遺伝子組み換えでない)の 9 種。開発背景については、「内側から体を作る“インナーメイク”という考えを基に、主食のご飯にスーパーフードを取り入れられるようブレンドした」という。
同社は、国内最大級となる数百種類の雑穀商品を取り揃え、国産雑穀を主原料とする各種PB製品やOEM供給を展開。PB製品には、焙煎と蒸し工程を経たオリジナルの食感と味の深みが好評な『国産十六穀米』をはじめ、モンドセレクション最高金賞受賞の『マンナン入り国産21穀米』、モンドセレクション 5 年連続金賞受賞の『二十一穀米』、1 包あたり1,000mgのコラーゲンを配合した『コラーゲン入り十六穀米』などがあり、健康志向に対応した各種商品の企画から加工・充填(窒素置換充填)までを一貫して行う。また、業務用として外食産業などへも提供。白米に加えて炊くだけでビタミンやミネラル、食物繊維に富んだ美味しい雑穀米となることなどから、「特に高齢者層に人気がある」という。このほか、ハラール認証も取得済みで全製品で対応。国内だけでなく、欧州や米国、アジア展開も順調で、機能性表示制度も検討を進めている。
(3/2発行・本紙1591号)
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