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【特集】プラセンタ 安定基調 サプリ形状に伸び


美容素材の代表格に成長

 昨年のプラセンタサプリメント市場は、成長率こそ鈍化したものの外国人観光客によるインバウンド需要の伸びや、医療用医薬品ルートで展開する大手メーカーの参入、ウマ由来のプラセンタエキスの拡大などの話題があった。今後、プラセンタ市場の方向性を考えるうえで焦点になるのは、機能性表示食品制度の見直しに際した複合成分の取り扱い議論の行方。プラセンタサプリメントは特定の関与成分のみが健康機能性を発揮するものではなく、アミノ酸やビタミン、ミネラル、活性ペプチドなど複数の栄養素が相乗的に生体に働きかけることを機能面の特長としている。新制度見直しの動きにともないエビデンスの蓄積の動きも見受けられはじめた。プラセンタ市場の最新の動きを追った。



クリニック・エステでの販売も増加 新制度見直しにも注目

 昨年のプラセンタサプリメント市場は、約250億円を記録。本年も微増で推移するものと予測されている。内訳は食品(打錠品、カプセル、顆粒など)、ドリンク、ゼリー、その他の加工食品。全体の伸び率は鈍化しているものの、販路別シェアでもっとも構成比の高い通信販売だけでなく、ドラッグストア、バラエティーショップなどの店舗でも売れ筋に。大手チェーンドラッグストアでは前年比 3 割増以上の高成長を遂げる店舗も珍しくなく、消費のすそ野は確実に広がった。種類別にみるとドリンクは減少傾向で、特に小びんの出荷は緩やかながらも落ち込んでいる。ここ数年はエナジードリンクの台頭などもあり、店頭での競争がし烈を極めているためだ。主に入口商品としてトライアルユースを取り込んでいるゼリー・・・
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ウマプラセンタの伸び顕著 ブランドイメージ確立に一助


医学会での評価に期待 エビデンスのある機能性ペプチドへ





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